Webサイト、公開するならどのタイプのサーバーを選ぶ?

公開するサーバーの選定

コスト(無料・有料)、運用の容易さ、カスタマイズできる範囲、など様々な選定基準があるかと思いますが、
それぞれどういったメリット・デメリットがあるかまとめてみました。
※”月額費用が安い、その代わり機能の制限も多い”順に並べています

1. 無料ブログ(Ameba等)

○基本無料で始められる
○デザインやテンプレートが初めから用意されている
○サーバーの運用を気にしなくても良い
×サイト内の構成は決まっていて、自由にカスタマイズはできない
×勝手に広告が表示されてしまう

2. 無料ホームページ(Yahooジオシティーズ等)

○基本無料で始められる
○ブログよりは自由度は高い
○サーバーの運用を気にしなくても良い
×勝手に広告が表示されてしまう
×使える機能が制限されてて、解除するには有料の場合が多い

3. レンタルサーバー(ロリポップ、さくらのレンタルサーバー等)

○デザインから構成まで、自由に作って公開できる
○サーバーの運用を気にしなくても良い
○Wordpressが使えることが多い
×1つのサーバーを他の人と共用で使うため、負荷などでその影響を受けやすい
×低スペックな料金プランだと、アクセスユーザー数が増えたときに重くなりやすい

4. VPS(さくらVPS等)

○root権限をもらえるので、ソフトウェアをインストールすることもできる
○1台のサーバーを占有する専用サーバーよりコストが安い
×Webサーバーのセットアップから運用まで全て行わないといけなく、高い知識が求められる
×基本は1サーバーのみなので、アクセスユーザー数が増えたとき、複数台で分散運用が難しい

5. クラウド(AWS等)

○管理画面等から、簡単にいくらでもサーバーを増やすことができる
○なんでもできるサーバー、ストレージに特化したサーバー等、多種多様なサービスが提供されている
○LoadBalancerもあり、サーバー台数を増やせばかなりのアクセスに耐えられるサーバーを構築できる
×同じスペックのVPSサーバーと比べるとコストが割高
×運用するには、従来のインフラ知識+クラウド独自の知識も必要となってくる

結局どれを選んだらいいの?

このように様々なタイプなサーバーがあり、様々な業者が似たようなサービスを提供しているので
これぞ!と思うものを選定するのはなかなか容易ではありません。

ただそれでも、顧客目線で「何をしたいか」と「予算」をしっかり押さえておけば
おのずと選択肢は狭まってくるかと思います。


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