フリーエンジニアとして独立したら、まずクライアント・受注案件を探すことになります。
業務委託で案件を受ける際に必ず通る面談や面接。
大抵の場合は1回の面談で合否の判定が出るので、就職や転職と比べると面倒さはないです。
ですが、この1回の面談で全てを判断されてしまうので、とても重要な時間になります。
この記事では、その面談を上手く活用し、案件を受注するためのポイントを解説したいと思います。
スキルだけでなくこの人と働きたいと思わせる
目次
結果的なコツを言ってしまえば、「明るく元気に」です。
これまでの経歴や参画プロジェクトの概要をまとめたスキルシートが前もって担当者に渡されていて、「このスキル・経験があれば問題ないだろう」という判断で面談がセッティングされるケースが多いです。
そのためスキル面よりもどちらかというと人間的に職場に馴染めるかどうかを中心にジャッジメントされる傾向が強いと言えます。
(基本的に、採用前提でお話が進むので場合によっては雑談レベルで終わってしまうことも多いですが。
「この人と一緒に働いてみたい!」と思ってもらえるようなコミュニケーションが重要になります。
スキルシートの書き方については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方は合わせてご覧ください。
依頼主の業務や業態をできるだけ把握する
基本的なことじゃん!と思うかもしれないのですが、意外と出来ていない方が多い印象です。
例えば、ソーシャルゲーム会社の面談時には、その会社のアプリをインストールして使ってみるとか、Webアプリケーションであれば一通り目を通しておく、また、新規プロジェクトや業務システム系であれば、似たようなサービスを幾つか研究しておくなど、その業界に興味が有ることをまずアピールしましょう。
しっかりした事前の準備はかなり大事です。
参入後に自分が業務に対して貢献できるシーンをイメージし言語化する
自分が得意な言語やポジションを的確に伝えるなど、プロジェクトに参画してどういった貢献ができるかを伝えることが大切です。
また得意でない言語やポジションが会話の中に出てきた場合は、事前にキャッチアップにどのくらいかかるかを正直にお伝えましょう。
その上で、前向きに「興味があるので挑戦したい」などの回答をし、意欲をアピールすることが重要です。
業務終了後にどんなスキルがついていれば理想かを考える
自分利己的なスキルへの欲求で構わないです。
この業務に携わりこういうスキルを付けたいという要望をリストアップしておきましょう。
このクライアントのプロジェクトに参画することが、自分にとっての成長やスキルアップに繋がるのかという視点で、フラットに案件について判断する視点も重要です。
最後の質問時間で相手を判断する
面談は、エンジニア側が企業を判断する場でもあるので、聞くことはきっちり聞いて、参入後のミスマッチを防ぐことがすごく重要です。
最後は、エンジニア側が会社を面接するつもりで聞いていきましょう。
特に聞くことが思い浮かばない場合は、下記を参考にその会社を判断しましょう。
●稼働状況や、開発チームの人数や状況を質問する
●LTなどの勉強会は社内で行われているか質問する
●プログラマーとして参入する場合は、デプロイまでの手順やIRCなどの業務ツールなどどのように作業しているかをできるだけ聞き出す。
上記を踏まえて面談をすると、その会社の良い所や悪いところがなんとなく感じ取れてきます。
現場の働く環境や雰囲気がイメージできるような質問もおすすめです。
後は、ふんどし締め直して全力でお付き合いしていきましょう。
もちろん、断る際には勇気をもって断りましょう♪
また、参入後になにか違うぞと感じたとしても、それを次回の面談に活かせるように、自分なりにアレンジしていくことが重要です。面談・面接のスキルも、いい会社いい仕事いい仲間に出会うための立派なビジネススキルなので、プログラミングスキル同様に積極的に向き合っていきましょう。
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