Webアプリ開発、どんな案件が狙い目?言語・案件別年収比較【2019年版】

インターネットの普及に伴い、Webアプリケーション開発案件も増加傾向です。
最近では、スマホアプリとWebアプリが連動したハイブリッドアプリという方式のアプリ開発も主流になってきています。

一方で、仕事を受注するにあたり、案件のトレンドやそれらの報酬相場は気になるところですよね。
今回は、Webアプリケーション開発案件のトレンドや、どんな言語を使った案件が多いのか、報酬相場などをまとめてみました。

Webアプリケーションとは?

iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで、ストアからダウンロード・インストールして使うアプリを「ネイティブアプリ」と呼ぶのに対して、インストールの必要がなくwebブラウザ上で利用できるアプリを「Webアプリ」と呼びます。

Webアプリ開発には、html、 css、 JavaScripといった、ブラウザ上での見た目をコントロールするフロントエンドの知識と、php 、 Ruby 、 Python、Javaといったサーバー側でデータベースから抽出したデータを処理して、フロントエンド側に受け渡す役割を果たすプログラミング言語の知識(この部分を「バックエンド」と呼びます。)と、データベースの知識が必要となります。

フロントエンド、バックエンド両方の知識や実務経験をアピールすることができれば、より高単価での案件獲得も可能になります。

Webアプリに使われる開発言語と各案件相場

Webアプリ開発の要であるバックエンド開発でよく利用されるのは以下の言語です。
・PHP
・Ruby
・Python
・Java
・NodeJS

それぞれの言語の特徴や、案件単価について順に見ていきましょう。

PHP

PHPは動きのあるWebページを開発するために開発された言語で、多くのWebサービスで使用されている人気の言語です。

Webサービスの開発に特化しているため、構文がシンプルで学習コストが比較的低い一方で、スクリプト言語であるためすぐに動作を確認でき、比較的手軽に扱うことができます。
開発効率が良くて導入のハードルが低いことから、多くの企業で採用されています。

比較的規模の大きいWebアプリケーションやシステム構築にはJavaが利用されることが多いですが、そうでない場合のWebアプリケーションはPHPで構築されているケースが多いです。

どんな案件が多い?

PHPは開発スピードが速いため、スピーディーな改修が必要なBtoCのWebサービス関連の案件が多いのが特徴です。

また、PHPでは、在宅勤務やフリーランスの受け入れに対して理解のあるBtoCサービスを展開するベンチャー企業の案件などが多い印象です。

WordPressもPHPで開発されているため、WordPressを使ったブログやCMSサイトの開発案件が多い傾向があります。

PHPの案件相場は「50〜85万円/月」万円となっています。

Ruby

Rubyは日本人であるまつもとゆきひろ氏によって開発されたプログラミング言語です。

初心者にもわかりやすいように自然な英語で読めるように工夫されているほか、わずかなコードで多くの機能が実装でき、プログラミングの自由度も高いため、PHPと並び人気の高い言語の一つです。

生産性が高いため、仕事単価が高い点が特徴です。

どんな案件が多い?

Ruby on Railsというフレームワークの普及により、Twitterやクックパッドなど大規模開発の現場でも利用される機会が増えているRubyですが、フリーランス案件としては、ベンチャー企業(※とくに自社サービスやオウンドメディアを保有している、事業会社)が運営する小〜中規模案件が多い印象です。

Rubyの案件相場は、PHPと同様に「50〜85万円/月」となっています。

Python

シンプルな文法で初心者にも扱いやすい一方で、数字が使える専用のツールやライブラリなども充実してるため、数学的な難しい機能も簡単に実装できる点が特徴です。
そのため、Webアプリ開発の現場だけではなく、データ分析や人工知能といった高度な技術への応用が可能であり、近年注目度が高まっている言語の一つです。

Webアプリケーションとして有名な導入事例は、Dropbox、Instagram、Pitarestなどです。

どんな案件が多い?

Webアプリケーションに関わるサーバーサイド開発の場合は、Pythonだけでなく、RDBMSやWebAPIといった知識も必要とされます。

また、フリーランス案件としは、中小やスタートアップといった小規模の企業からの案件が多いため、アジャイルなどの開発経験があるとより有利に働きます。

Pythonの案件相場は「65万〜85万/月」です。
PHPやRubyに比べるとやや高めとなっています。案件次第では、年収1000万円も目指すことが可能です。

Java

他のプログラミング言語に比べると学習の難易度は比較的高いですが、元祖オブジェクト指向の言語であり、Javaを習得しておくだけで、他のプログラミングの習得が比較的容易になります。

動作速度が高いこと、堅牢性が高いということで多くの開発現場で採用されている言語であり、求人数は数あるプログラミング言語の中でもトップクラスです。登場から約20年経った今でも、人気の言語で、 学んでおいて損はない言語と言えるでしょう。

どんな案件が多い?

Webアプリ開発に限らず、業務システム開発やAndroidアプリ開発、組み込み系のシステム開発まで幅広い種類の案件があり、その求人数も豊富です。
様々なプロジェクトに参画できるという点でもJavaをやっておいて損はないといえます。
Webアプリケーション開発においては、「Play Framework」というフレームワークが主流なので、一度触っておくと、アプリ開発の案件獲得に有利です。

ただJavaの場合は、大規模開発案件が多い傾向があり、発注先も大手企業などが多くなるので、プロジェクト規模が多い、コミュニケーションやチームワークが必要とされるなどの理由で、あまりリモートワークの案件が少ないという点には注意が必要です。

Javaの案件相場は「60〜85万円/月です。