「時間や場所に縛られずに稼ぎたい!」
そう考えて、在宅ワークのフリーランスを検討してる方も多いのではないでしょうか?
今回は、フリーランスエンジニアとして10年以上やってきて、現在は、エンジニアの方の転職支援をしている経験をもとに、在宅ワークやリモートで収入を立てるために必要なことを伝えたいと思います。
フリーランスとして仕事を受注する方法は2通りある
目次
そもそも、フリーランスとして仕事を受注する方法は大きく分けて2通りあります。
- クラウドソーシングを利用する
- 紹介や営業で、クライアントから直接案件を受注する
ここからは、それぞれの方法で在宅・リモート案件を受注していくコツや方法について説明していきます。
クラウドソーシングを利用する
フリーランスになって、在宅で仕事をしようと思った時に、多くの人が思い浮かべるのが、「クラウドソーシングを利用して案件を受注する」という方法ではないでしょうか?
ただ、正直クラウドソーシングだけで十分に稼げているエンジニアは僕の周りにはいません。
なぜかというと、クラウドソーシングを通して出されている多くの案件は、「誰でもできる単純作業的なもの」が多いからです。
確かに、工数の割には稼げる、という案件もあります。
しかし、全ての案件がそうではないし、「どこのだれか分からない人」に対して、ものすごく高額な報酬をだすというのは、ビジネス的観点からあり得ないからです。
ただ、コネクションがなくても気軽に案件を受けられるという点はメリットです。
一度、自分がどれぐらい稼げるものなのか、力試しのような感覚で使ったり、副業として空いた時間で副収入が欲しいという方には良いサービスだと思います。
クラウドソーシング×在宅ワークで効率よく稼ぐコツ
どうしても、クラウドソーシングでまずは在宅ワークを見つけたい!という方は、「PHP」を学ぶのがおすすめです。
理由としては2つあります。
1つ目は、在宅案件は、PHPの占める割合が圧倒的に多いことです。
2つ目は、ワードプレス関連の案件を受注することができることです。
ワードプレスは、PHPを使って構築されています。そして、ワードプレスを使ったサイトの構築やテーマの編集、ちょっとしたオリジナルの改修などの案件がクラウドソーシングを通してたくさん依頼されているからです。
在宅ワークにはPHPがおすすめの理由を以下の記事でさらに詳しく解説しています。
PHPの在宅案件にはどんなものがある?【フリーランスエンジニア必見】
紹介や営業で、クライアントから直接案件を受注する
2つ目の方法は、紹介や自身で直接営業し、クライアントから案件を受注するという方法です。
しかし、「紹介をもらえるようなコネクションがない」「営業はしたくない、苦手」という方もいらっしゃると思いますし、この方法がハードルが高い。と思われるかもしれません。
そういった方は、最初はフリーランスエンジニア向けの支援サービスを利用すると良いです。
※弊社でも、フリーランスの方向けのお仕事の紹介やキャリア相談を受け付けています。
僕自身も現役のエンジニアなので、同じ目線で相談に乗れると思います。
エンジニアの勉強会やエンジニア同士のコミュニティのご紹介もできるので、「コネクションを広げたい」という方もお気軽にどうぞ。
稼げる在宅・リモート案件はこれだ!
稼げる在宅やリモート案件は、大きく2つあります。
完全リモートの大規模開発案件
1つ目は、大規模開発案件を社内ではなく、開発を完全外だしでリモートのエンジニアを使って開発を進めるタイプの案件です。
完全リモートなので、メンバー同士全く面識ない状態で進めて行くので、開発のお作法や高い経験値・スキルが求められます。
スキルがないとすぐに切られてしまうというリスクはありますが、開発期間が短くて手離れが良い、高単価案件が多いので、稼げるというメリットがあります。
こういった案件は、知り合いづてで募集がかかることが多いので、エンジニアの勉強会やコミュニティに積極的に参加し、少しずつコネクションを広げていくことが大切です。
社内にエンジニアがいない企業が業務委託で依頼するケース
もう一つは、営業会社などに多いですが、社内でエンジニアを抱えていないので、開発関連のタスクはフリーランスのエンジニアを頼るというケースです。
発注元の担当者はエンジニアでないケースがほとんどなので、「こういうのやりたいけどどうしたらいいの?」というふわっとした要望が多くなります。
そのため、技術的な話をいかにわかりやすく納得してもらうかというコミュニケーション力や密なやり取り、提案力などエンジニアとしての開発スキル以外の部分が非常に重要になります。
ちなみに、僕自身は、こういった企業のお仕事を業務委託で受けているケースが多いです。
コミュニケーションは結構大変ではありますが、信頼いただけると、単発ではなく、継続的にシステムの新規開発や改修、Webサイトの立ち上げなどの依頼をいただけますし、他社のご紹介をいただけることも多いので収入は安定しやすいです。
リモートで高単価の案件なら中小規模の開発案件が狙い目
本当にフリーランスとして継続的に安定してそれなりに稼いでいきたい!と思うのであれば、「常駐の開発案件」を受け、信頼を獲得してから、徐々にリモートに切り替えしていくというのが一番王道のパターンです。
大手企業はあまり開発自体をフリーランスに外注しなかったり、リスク管理の観点からも将来的に仕事を切り出してリモートでOK!ということになりづらいので、ベンチャーやスタートアップなどの中小の案件が狙い目です。
→慣れてきたらリモート・在宅OKの優良案件を紹介して欲しい方はコチラ
フルリモートで1000万円以上稼げているエンジニアは一握り
「自由」「時間に融通がきく」といったイメージから、在宅やリモートで仕事ができるフリーランスになりたい!と思う方は多いのではないでしょうか?
いろんな働き方があって良いと思いますし、僕自身もフリーランスとしてリモートで仕事をしているので、そういった仲間が増えることはとても素敵なことだと思います。
でも、イメージだけでフリーランスに転向して上手くいかないというケースもたくさん見てきたので、少しだけ、そういったお話もしたいと思います。
ぶっちゃけ、フルリモートで1000万円以上稼げているエンジニアは本当に一握りです。
500万程度稼げていれば、かなりいい感じかなという感覚値ですね。
個人的には、リモート案件よりも、常駐案件の方が好きです。
常駐であれば、基本的には時間売りなのでそれ以外は全く拘束されないのでプライベートと仕事がうまく切り離せます。
一方で、リモートで請負の案件を持つと、定時や休日という概念はないですし、四六時中そのことを考えなくてはいけないし、お客さんの都合で動かなくてはいけないこともたくさんあります。
大変なことも多いけれど、自分自身で提案をして仕事の幅を広げていく、ビジネスができるというのは独立してフリーランスや起業する醍醐味です。
稼げるエンジニアがやっていること3つ
- フットワークが軽い
- 提案力を高める
- 自己管理を徹底する
多くのエンジニアの方を見てきて、稼げるエンジニアは、この3つを意識してやっていると思います。
一つずつ、詳しくご説明します。
1. フットワークが軽い
フリーランスにとって、お客さんとの関係性を密に築くことはめちゃくちゃ大切です。
お客さんと良い関係値を作るためには、お客さんのところに足を運ぶ、会いに行く、電話をするなど、フットワーク軽く行動をすることが大切です。
自分が仕事を任せる立場だったら、どこの誰だか、どんな人だかわからない人に高いお金を払うのは不安ですよね?
お客さんは、こういうものを作りたいけれど、自分では手段がない、どうして良いか分からない、という負を解決するために外注をしているわけです。
信頼できて、この人に相談したらなんとかしてくれそうだ」と思ってもらえる存在になることで、仕事の依頼がどんどん入ってくるようになります。
2. 提案力を高める
言われたものを作って納品しているだけだと継続的な受注ができません。
お客さんに言われたことをやるのではなく、「本質は何か?なぜそれをしたいのか?」という意図を汲み取った上で、「こっちの方がベストです」と言う提案ができると理想です。
お客さんが考えているものよりももっと良い方法・効率的な方法がないのか?を考えて提案していくことが大切です。
さらに、案件のことだけでなく、お客さんの業務の状況などを日頃からコミュニケーションの中でヒアリングすることで、「他にもこういうのやっといた方がいいのでは?」というニーズが引き出せ、次の提案に繋げることができます。
また、「どうやったら良いか分からないけど、こういう機能やツールが欲しい」というオーダーに対して、まるっとソリューション提案ができる人も強いです。
3. 自己管理を徹底する
当たり前のことですが、フリーランスは自分自身でタスクを管理して、納期に間に合うように仕事をスケジューリングしていかなくてはいけませんし、売上の管理も自身でやらなくてはいけません。
例えば、目の前の仕事のことだけに注力してしまって、来月、再来月、数ヶ月先の売り上げの見立てが立たなくなってしまったり、仕事の優先度や見通しを考えずに進めてしまい、納期に間に合わないとか。
僕自身も、気をつけていないとついついやってしまいがちですが、常にこういったことを意識することは非常に大切です。
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