何か手に職をつけて、就職や転職、副業に生かしたい。実際に自分でアプリやサービスを作ってみたい、という理由からプログラミングに興味を持つ方も多いと思います。
今回は、未経験者がプログラミングを学ぶには何から始めればいいの?挫折しないためにどうしたらいいの?という部分についてお話ししたいと思います。
プログラミングを独学で習得するのは可能!
目次
プログラミングは時間をかければ、必ず誰でもできるようになります。
ただ一方で、1つの言語を習得するのに必要な時間は、200~300時間と言われていて、結構忍耐が必要だったりします。
そのため、目的がはっきりしていなかったり、何となく空いてる時間で学んでみようかなという感じではじめてみたものの、そのまま挫折してしまうという人がかなり多いのも事実です。
なので、やらざるを得ない環境に自分を追い込む、というのも一つの手です。
実際僕は、「なんとなく稼げそうだな、エンジニアやってみよう」って感じで、全くの未経験から転職しました。
全然知識もないし、右も左も分からない状態だけど、なんとかするしかないので、必死に勉強せざるを得なかったので、プログラミングできるようになったって感じです。(笑)
プログラミングを習得するコツは、とにかく手を動かすこと。これに尽きると思います。
勉強する時って、なんとなく入門書や参考書を買って学習すると思いますが、プログラミングに関してはとにかく手を動かして、まずは体で覚えていくほうが習得は早いです。
なんでもいいので、まずは物を作って動かしてみると、仕組みやその言語の仕様がわかってきたりします。
未経験者がプログラミングを学ぶ前の考え方
実際に勉強を始める際に、覚えておいて欲しい考え方を紹介します。
途中で挫折しないように、下記の3つの考え方を頭に入れて、楽しさを覚えてほしいと思います。
楽しささえわかってしまえば、自然と成長性ていけると思います。
受験に向き合ってきた大学生に主に見られる傾向ですが、覚えて理解しようとする行為は非常に無駄だと思います。
プログラミングはカンニングOKなので、上手にカンニングする癖をつけていきましょう。
覚えるのなら、教科書の目次を覚えるぐらいでいでしょう。
後は、実際に手を動かくことを意識して、最低でも毎日1時間でもいいのでソースコードを眺めましょう。見慣れるというのはすごく大切です。
これが一番頭を悩ませる内容だと思います。
実際、何が出来るかわからない状態で何を作るという発想を絞り出すのは非常に大変ですが、ここで絶対に思考を止めてはいけません。
身近にプログラミングで表現できる題材は実在します。なんでもいんです。
例えば、親戚のWebサイトや学校ではやってるもの、会社でルーティン化している書類整理、、、なんでもあります。
ボタンをクリックしたらオカンにメールが飛ぶだけ、というしょうもないのでOKです。
とにかく思考を止めずに考え続けましょう。
今作ってるやつが面白くなかったら止める!
諦めていい権利を持っていることを忘れないでほしいと思います。
三日やって面白くなかったら題材を変える、教材がわからなかったらすぐ変える。
それでOKです。
三日坊主の積み重ねを意識することがとっても大切です。
未経験者がプログラミングを学ぶのにオススメの方法
未経験OKの会社にいきなり就職する!という手もありますが、まずはプログラミングってどんなものなんだろう、ちょっとやって見たいなという場合は、以下のような方法がベーシックかなと思います。
プログラミングスクールに通う
TechAcademyやCodeCamp、Tech::Camp、侍エンジニア塾などが有名ですね。
受講料を支払って、カリキュラムに沿ってプログラミングを学習していきます。
メンターがいて、わからないところをその場で聞けるので勉強を続けやすいのと、実際にお金を払ってるので、その分ちゃんとやらないとなと目的意識を持ちやすく、挫折しにくいというのがメリットです。
プログラミング学習サイトを活用する
最近では、動画で気軽にプログラミングを学べるサイトが充実しています。
講義形式の動画を見ながら、実際にオンライン上のコンソールでコードを書いたり、実際に手を動かしながら自分のペースでプログラミングを学習することができます。
ドットインストールやpaiza、Progateなどのサービスが有名です。
一部無料で視聴可能なものもありますし、月額1000円以下で利用できるサービスがほとんどなので、プログラミングスクールに通うよりも気軽に始められます。
独学で始めやすい!オススメプログラミング言語
未経験者にオススメのプログラミング言語はPHPとPython
プログラミング初心者が最初に習得すべき言語として、おすすめなのは、PHP・Pythonです。
初心者がつまづきやすいポイントとして環境構築がありますが、PHPや Pythonといったインタプリタ型と呼ばれる言語は、他の言語と比べて比較的環境構築が容易です。
また、どちらの言語も、CやJavaといった言語と比較して、覚えることが少なくてすむので、比較的学習にかかる時間が短くて済みます。
Webサイトを作るならまずはHTMLとCSSの知識を身につける
プログラミングを学んで、何をしたいのかによって、習得すべき言語は変わってきます。
Webサイトを作るなら、まずHTMLとCSSの知識を身につけましょう。
そこを起点に、より自由なWebサイトを作るのであれば、PHPやJavaScriptといった感じで、スキルの幅を広げていくと良いと思います。
Webサイトを作ったら、そのサイトを見にきてくれる人を増やさないといけませんよね。自分の作った記事をGoogleやYahooの検索エンジンで上位に表示させるためのSEOの知識も合わせて持っておくのがおすすめです。
アプリ制作をしたいなら、SwiftとJava
スマホアプリのプラットフォームといえば、AndroidとiOSです。
Android向けのアプリを作るのであれば、Java(Android Javaと呼ばれています)が一番ベーシックでおすすめです。
習得難易度は高めですが、アプリ開発に限らず、Webサービスや業務システムなど幅広いシステム開発に使われている言語なので、エンジニアとして様々なサービスの開発に挑戦できるようになります。
一方で、iOS向けのアプリを作るのであれば、Swiftを学びましょう。
当初は、Objective-Cが開発言語として規定されていましたが、現在はSwiftを用いた開発に徐々に移行されています。
これからiOSアプリ開発に挑戦しようという方は、Swiftを利用することをオススメします。
スマホアプリの開発についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください!
スマホアプリ開発、どんな案件が狙い目?言語・案件別年収比較【2019年版】
目的別・用途別にオススメのプログラミング言語について、以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください!
今学ぶべきおすすめのプログラミング言語はコレだ!【ケース別2019年版】
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