フリーランスWebデザイナーになる前に知ってほしい4つのこと

フリーランスWebデザイナー

Webデザイナーがフリーランスになるのは難しい?

制作会社での仕事は激務のわりに薄給になりがち。

いっそのことフリーランスとして独立できないのだろうか?と考えるWebデザイナーの方も多いのではないでしょうか?

Webデザインのスキル自体は、スクールなどに通えば、未経験からでも身につけることができますし、

コーポレートサイトやランディングページの制作、バナーやロゴのデザイン、アプリのキャラクターやグラフィックデザインなど、Webデザインの需要自体は高まっています。

そのため、フリーランスとしても十分にそのニーズはあり、やっていくことは可能です。

さらに、Webデザイナーの仕事はある程度業務の切り分けがしやすいので、企業側も積極的にアウトソースしている傾向にあります、なので在宅でのリモートワークをしやすい業種だと思います。

フリーランスとして活躍するための必須スキル

フリーランスのWebデザイナーとして独立する場合、お仕事を安心して任せてもらうためにも、以下のような経験・スキルがあると望ましいです。

  • Webデザイナーとしての実務経験(2~3年)
  • IllustratorやPhotoshopを使った素材制作
  • HTMLやCSSの知識とコーディングスキル
  • UI /UXのデザイン構成

プラスアルファで身につけておいたほうが良いスキル

Web制作環境やWebマーケティング手法の変化に伴って、職種ごとの境界線がどんどん曖昧になってきていて、IllustratorやPhotoshop、HTMLやCSSの知識がWebデザイナーだけのものではなくなってきています。

したがって、今後は、デザインを起点にして、複数の役割をこなせることが求められるようになってくるはずです。

そういった側面からもプラスアルファのスキルを磨いていくことはフリーランスのWebデザイナーにとってとても大切なことだと思います。

市場価値の高い、選ばれるWebデザイナーとして活躍したいなら、上記の経験・スキルに加えて、以下のような知識・スキルがあると重宝されます。

  • SEOの知識
  • JavaScriptの知識とコーディングスキル
  • コミュニケーション力と営業力

詳しく解説していきます。

SEOの知識

ホームページへの集客を増やす手法として、必須となっているSEO。

検索エンジンに評価されるサイトにするにはどうすればいいのか?という視点からデザインを組んだり提案をできると、企業側からも重宝されやすいです。

JavaScriptの知識とコーディングスキル

動きのあるサイトを制作するために、HTMLやCSSに加えてJavaScriptが使われることも増えてきました。

HTMLとCSS、JavaScriptの3つのスキルを使いながら、デザインからコーディングまで一気通貫でこなせることは非常に強みなります。

コミュニケーション力と営業力

スキルを磨くことに目が行きがちですが、仕事を依頼する側に「この人とまた仕事をしたい」と思ってもらうことが、フリーランスとして継続的に仕事をもらっていくためには何よりも必要です。

どんなに高いスキルや経験があっても、「コミュニケーションが取りづらいので、仕事の連携が取れない」「とっつきにくくて付き合いづらい」と思われてしまうと、継続でお仕事をもらうことは難しいです。

なんでも相談できる、やりとりがしやすいと思われるようなコミュニケーション力や、お客さんが本当に困っていることや要望の意図を汲み取って、適切な提案ができる営業力・提案力もフリーランスとして欠かせないスキルの一つです。

フリーランスWebデザイナーの月収・年収は?

業務委託で、案件を受注する場合の月収の目安は20万円~35万円。年収で240万円~420万円程度が平均の相場です。

年収500万円を超えているフリーランスWebデザイナーはほんの一握りで、デザインだけでなく、コーディングやマーケティングの知識を生かした提案といった+αの付加価値を提供することで稼いでいる印象です。

フリーランスにはリスクやデメリットも

「自由」「時間に融通がきく」といったイメージから、フリーランスや独立を考えている方も多いのではないでしょうか?

会社員に比べると、確かに自分の裁量である程度仕事をできる部分は増えますが、フリーランスになると大変なことが増えることも事実です。

意外に見落としがちなフリーランスのデメリット、というか苦労ポイントは以下かなと思います。

  • 自分で売り上げや仕事の管理をしなくてはいけない
  • 納期やお客さんに振り回される
  • 収入が安定しない

会社員の場合は、毎月決まった給与が保証されていますが、フリーランスの場合は自分自身で売り上げを作らなくてはいけません。

案件がなくては、収入が作れないというところにフリーランスの厳しさがあります。

逆に、収入の不安から、キャパ以上に仕事を詰め込んでしまい、納期に追われてハードワークになってしまうということも。

個人事業主はいわば1人会社です。自分で仕事を取ってきながら、売り上げをコントロールしていく。

会計や経営の知識も多少は必要になってくるので、本業のデザインの仕事にだけ集中する、ということが慣れてくるまでは難しいことが多いです。

「ノリでフリーランスになってみたけど、こんなはずじゃなかった・・・」

そんなことにならないように、リスクやデメリットについてもしっかりと向き合った上で、フリーランスという道に挑戦しましょう。


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