Unityとは
目次
Unityとはユニティ・テクノロジーズが開発しているゲームエンジンで、開発環境や実行環境も含むゲーム開発用のプラットフォームです。
その機能性の高さから、Unityは現在もっとも使われているゲームエンジンであり、100万人以上の開発者が利用し、モバイルゲームの50%がUnityを使用して作られたゲームと言われています。
最近話題となった、「ポケモンGO」や「スーパーマリオラン」もUnityの開発環境を利用して作られたゲームです。
初心者でもゲームが作れる!Unityのすごいところ
なかでもUnityを使うメリットともいえる代表的な特徴は以下の3つです。
- マルチプラットフォーム
- アセットストア
- ノンプログラミングでゲームの基本が作れる
マルチプラットフォーム
Unityで作成したコンテンツは、1度ビルドするだけで、モバイルやPC、PS4やXboxといったゲーム機など、あらゆるプラットフォーム上で動かすことができます。
さらに、VR/ARにも対応しており、Oculus Rift/Gear VR/Playstation VR/Microsoft HoloLens/Steam VR/Vive/Google Daydreamといった、VR開発のプラットフォームとしても活用できます。
主要なプラットフォームにはほぼ対応しているので、その活用の場は拡大しており、Unityの開発案件は今後もさらに増えていきそうです。
アセットストア
Unityのユーザーは、アセットストアを利用することができます。
アセットストアでは、ゲームの実装に必要なアイテムやアイコンといった素材やプラグインが購入可能なので、キャラクターデザインといったものができなくても、誰でも手軽にオリジナルのゲームを作成することができます。
有料のものだけではなく、無料で利用できるものもあるので、「試しにちょっとゲームを作ってみたい」という方も初期コストをかけずに開発することができます。
ノンプログラミングでゲームの基本が作れる
Unityでは、キャラクターを動かしたり、アイテムを配置する、といったゲーム制作の基本的な動作については、プログラミングをする必要がなく、マウスだけで直感的に操作できるようになっています。
したがって、基本的な動作のみのゲームであればプログラミングの知識が浅くてもゲーム制作の知識がなくても誰でも作ることができます。
もちろん、本格的にゲームを制作する場合や、細かい設定についてはプログラミングが必要です。
現在Unityでは「C#」を使ったプログラミングが主流になっています。
C#はCやC++と比較すると習得しやすく、過去にC言語やC++でつまずいてしまった…というエンジニア・プログラマの方にもオススメの言語です。
C#についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。
ゲーム開発の需要増加で注目のC#!C#のフリーランスプログラマは稼げる?
Unityを独学で学ぶことは可能?
Unityには、3つのプランが存在します。
- 初心者向けのPersonalプラン
- 個人開発者向けのUnity Plus
- 法人・チーム向けのUnity Pro with Teams Advanced
全てのプランで、開発に必要な全ての機能を利用することができるので、「本格的に開発する前に、まずUnityがどんなものか触ってみたい」という場合には、以下より無料のPersonalプランをインストールして使ってみることができます。
UnityStore
初心者向けのチュートリアルサイトも充実
初めてUnityを使ってみるというユーザー向けに、無料で閲覧可能なチュートリアルサイトも充実しています。
Unityのフリーランス案件どんなものがある?相場は?
ゲームエンジンであるUnity。現状、求人案件の大半はゲーム開発です。
一方で、最近ではゲームに限らず、3D映像作品の制作やVR領域などでのUnityの活用も増えており、今後も、Unityの開発案件は増えていくことが予想されます。
Unityの開発案件の相場は【60〜100万円/月】です。
上記は実務経験3年前後の場合の相場となり、実務経験なしの場合は、月20〜30万円前後、実務経験1年で月30〜50万円前後の相場感のようです。
実務経験が多いほど高単価で案件を受注することができるので、まずは、自分の経験言語での案件メインで収入を立てつつ、並行して未経験OKのUnity求人を見つけてトライし、実務経験を積んでいくことをオススメします。
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