Gitリモートリポジトリの作り方。

Gitの背景画像

Gitって何?

バージョン管理システムと呼ばれるソフトウェアです。ソースコードが「どこで」「だれが」「何を」変更したかをバージョンという形で管理してくれます。
一見プログラマーだけが使いそうですが、Gitを使ってエクセルやワード等も管理できるので、営業や経理の方たちにも是非使って欲しいソフトウェアの一つです。

※SSHでログイン出来る前提です

CentOS7上にリポジトリを作る

git コマンドに「–bare」と「–share」オプションを使って、作成します。「bare」はリポジトリを作成するという意味で「share」はグループでの権限周りをよろしくやってねと言う意味です。
まずは、ディレクトリを作成します。ここでのポイントは、ディレクトリ名に「.git」をつけることです。

# mkdir /git/sample-repo.git
# cd /git/sample-repo.git
# git --bare init --share

これで、とりあえずリポジトリは出来ました。
このあとは、リポジトリにソースコードをプッシュしていきます。

クライアント作業

手順としては、一旦ローカルリポジトリを作成し、その後「push / pull」の宛先を、リモートリポジトリに変更します。

これから管理したい、プロジェクトのディレクトリに移動して、一旦コミットまで済ませてローカルリポジトリを作成します。

$ git init
$ git add .
$ git commit -m"first commit"

先ほど作成した、リポジトリにプッシュします

$ git remote add origin ssh://ホスト名/git/sample-repo.git
$ git config branch.master.remote origin
$ git config branch.master.merge refs/heads/master

クライアント側が、同一サーバの別ディレクトリにある場合は、下記

 $ git remote add origin /git/sample-repo.git

これでOKです。簡単ですねぇ。

実際にローカルにクローンしてみる

自分のPCにクローンする際は

 $ git clone ssh://ユーザ名@ホスト名/git/sample-repo.git 好きなディレクトリ名

あとは、ファイルを変更してcommit and push してみたり、新しくローカルにcloneしてみたりと、色々テストしてみて完了です。


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