あるあるネタですが、スタートアップや、フリーランスでプログラムを書いてると、
- ドメインを分けて管理画面を作りたくなった
- 似たようなサービスを複数作りたくなった
などなど、CakePHPのModelやコンポーネント、ヘルパーなどのリソースを共有したまま、別サイトという形でサービスを立ち上げたいシーンに良く遭遇する。
例えば、「hoge.com」で、サービスの運用をしていて、管理画面を「manage.hoge.com」などといったサブドメインで分けたい場合。
下記、ディレクトリ構成
cake/app/
cake/lib/
cake/plugins/
cake/public/ ←「hoge.com」のドキュメントルート
cake/manage/ ←「manage.hoge.com」のドキュメントルート
とまぁ、こんな感じのディレクトリ構成にして、
サイト別のリソースは「public」「manage」に記述し、
共通で使いたいリソースは「app」に分け管理していきます。
「hoge.com」のドキュメントルート「public」ディレクトリ構成は、
cake/public/Config/
cake/public/Controller/
cake/public/View/
cake/public/tmp/
cake/public/webroot/
.htaccess
基本的に「app」ディレクトリ直下のディレクトリを丸コピでOKです。
.htaccessも「app」直下に存在した.htaccessをコピペでOK。
.htaccessの設定内容は、mod_rewriteを使って、webrootへリライトするのみです。
<IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine on RewriteRule ^$ webroot/ [L] RewriteRule (.*) webroot/$1 [L] </IfModule>
これにより、「hoge.com」のドキュメントルートが、
cake/public/webroot/になります。
あとは、ドキュメントルートのindex.phpで、リソースの参照先を変更してあげます。
cake/public/webroot/index.php
App::uses('Dispatcher', 'Routing'); App::build(array('Model' => array(ROOT . DS . 'app' . DS . 'Model' . DS))); App::build(array('Console' => array(ROOT . DS . 'app' . DS . 'Console' . DS))); App::build(array('Vendor' => array(ROOT . DS . 'app' . DS . 'Vendor' . DS))); $Dispatcher = new Dispatcher(); $Dispatcher->dispatch( new CakeRequest(), new CakeResponse() );
これで、「hoge.com」ModelとConsoleとVendorのリソースは、
cake/app/直下の、ModelとConsoleとVendorで管理されます。
tmp/や、Configなどはおこのみで♪
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