実運用においては、Noticeエラーを表示しないような設定をphp.iniに定義したり、アプリケーション側で設定したりして、比較的「見て見ぬふり」というのがPHP開発の文化になりつつありそうですが。
PHP5.6でのNotice回避コード
目次
//bad: 存在しない変数を出力する場合
echo $hoge;
//good: 三項演算子でスッキリ(エルビス演算子・三項演算子)
echo (isset($hoge)) ? $hoge : "";
//good: エルビス演算子でスッキリ
echo @$hoge ?: "";
みんなやりがち、存在しない値に対しての条件分岐
//bad: いろんな局面で未だに多いこのコード
if ( $_POST["hoge"] == "adan" ) { }
//good: issetの戻り値はbool値じゃないの・・・と思いますが
if ( isset($_POST["hoge"]) == "adan" ) { }
三項演算子とは
コードを見ると理解しやすいと思います
if( $hoge ){ echo $hoge; }else{ echo ""; }
このコードを三項演算子で書くと
echo (isset($hoge)) ? $hoge : "";
こうなります。
上は条件分岐(IF文)で、下は三項演算子(式)です。
エルビス演算子とは
echo @$hoge ?: "";
「@$hoge」がtrueの場合その値が返却される
「@$hoge」falseの場合「?: 」の右側が評価され、返却される
※空の値もfalseなので結果なにも返却されず表示されない
※アットマークは、エラー演算子ですべてのエラーを表示しない
PHP7でのNotice回避コード(二項演算子)
はてなが2つ(はてなはてな)
$hoge = "エンジニア募集!";
echo $hoge ?? "フリーランス募集!"; //結果: エンジニア募集!
$hoge = null;
echo $hoge ?? "フリーランス募集!"; //結果: フリーランス募集!
echo $adan ?? "フリーランス募集!"; //結果: フリーランス募集!
php5.6でやってしまうと「warnnig」エラーが出るので注意ですが、
処理が短く書けるので、非常にスッキリとしたコードになること間違いないですね。
積極的に使っていきましょう♪
PHPにおいては実際にはエラーではなく「注意」です。
定義していない変数や配列をいきなり使おうとすると「お作法に反してますよ!」と注意が来ます。
多言語においてはエラーで処理が進まないケースもありますが、
PHPは動いちゃいます。
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