phpでモバイル判定する際に使えるbrowscap関数

FuelphpやLaravel等の最近のフレームワークには、既にデバイス判定してくれるクラスが備わっていたりしますが、結局は裏側ではget_browserと同じような判定方法担っています。

最近はフロントエンドでの画面サイズによるデザインの調整や出し分けるレスポンシブデザインが主流になりつつあり、アクセスしてきたユーザのユーザーエージェントを判定して値やデザインを出し分けるという作業が減ってきたように感じる今日このごろですが、まだまだスマホ対応=ユーザーエージェントの判定の文化が根強いですね。

phpのget_browser()関数で取れる値

・ユーザーエージェント
・ブラウザ名(IE8,IE10,Crome,Firefox…etc)
・ブラウザのバージョン名
・OS名(MacOSX、Windows、Android)
・モバイル(スマートフォン)判定
・タブレット判定

get_browserを使う準備インストール方法

サーバに「php_browscap.ini」ファイルを設定して、「php.ini」ファイルから読み込んであげるだけです。
「php_browscap.ini」ファイルは、
http://browscap.org/
からダウンロードします。

まずは、「php_browscap.ini」のダウンロードし、「etc/」デレクトリへ配置

# wget -O php_browscap.ini http://browscap.org/stream?q=PHP_BrowsCapINI
# mv php_browscap.ini /etc/

「php.ini」ファイルの修正

# vi /etc/php.ini
[browscap]
browscap = /etc/php_browscap.ini ← 先ほど配置した「php_browscap.ini」を指定

これで、インストール設定は完了です。

設定後にapacheの再起動をお忘れなく♪

# systemctl restart httpd.service

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