CentOS7を日本語環境で使用する方法

CentOS7を日本語環境で使用する方法

Vagrant開発環境下や海外系のサーバ借りた場合も、日本語の対応が初期設定でなされていないことが多々あるので、
入力の際や日付やインストールログなど日本語で扱う方法です。

CentOS7に日本語を入出力するためのライブラリibusをインストール

iBusは、英語以外の文字を入力したり出力させるためのフレームワークらしいです。

yum -y install ibus-kkc 

IBus (アイバス) というのは “Intelligent Input Bus for Linux / Unix OS” の略です。 2011年現在、Linux 上で主に利用されているインプット・メソッド・フレームワークです。

https://linux.keicode.com/linux/japanese-ibus.php

CentOS7に日本語フォントをインストール

今回は、VLゴシックというフォントを使ってインストールします。

yum -y install vlgothic-*

CentOS7の文字設定(localectl)を日本語に変更

CentOSのlocalectl(ロケール)は言語と地域と文字コードを管理したり、キーボードを管理したりするコマンドです。

# 現在の設定を確認
[root@dadan ~]# localectl
System Locale: LANG=en_US.UTF-8
VC Keymap: us
X11 Layout: us

#言語と文字コードの設定
[root@adan ~]# localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

#キーボードも日本語109にする際は一旦106に設定する必要があるらしい・・・
[root@adan ~]# localectl set-keymap jp106

#設定を反映させる
[root@adan ~]# source /etc/locale.conf

#変更されたことを確認する
[root@adan ~]# localectl
System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
VC Keymap: jp-OADG109A
X11 Layout: jp
X11 Model: jp106

#試しになにかコマンド売ってみる
[root@adan ~]# date
2020年  1月 30日 木曜日 03:34:09 GMT

CentOS7の時間を日本時間(JST)に設定する

このままでは、ログに出力される時間がアメリカ時間になってしまうので、日本時間に併せておきます。

#現在の時間設定を確認
[root@adan ~]# timedatectl status
Time zone: Europe/London (GMT, +0000)

#東京時間に設定する
timedatectl set-timezone Asia/Tokyo

#JSTに変更されました
[root@adan ~]# timedatectl status
Time zone: Asia/Tokyo (JST, +0900)


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