Cakephp3にて、コントローラで簡易的なインサートする時の処理がたくさんあったので、使い方とその特徴をまとめてみました。
ちなみに、Cakephp3のバージョンは3.6
bin/cake version
3.6.14
DB構成はざっくりと下記
id: AUTO_INCREMENT : プライマリーキー
content_id:smallint : コンテンツID
type: varchar(32) : タイプ
modified: datetime : 更新日時
created: datetime : 作成日時
Entityクラスを用いたインサート&アップデート
newEntityメソッドでインスタンス生成し1件づつアップロードする処理です。
$content_lists = TableRegistry::getTableLocator()->get('content_lists');
$content = $content_lists->newEntity();
$content->content_id = '478';
$content->type = 'adan';
if ($content_lists->save($content)) {
// 成功したら、インサートされたコンテンツのidを使用する事ができる
$id = $content->id;
}
複数行インサートする場合は、下記
$data = [
['content_id' => '478', 'type' => 'yonaha1'],
['content_id' => '479', 'type' => 'yonaha2'],
];
$articles = TableRegistry::getTableLocator()->get('content_lists');
$entities = $articles->newEntities($data);
$result = $articles->saveMany($entities);
非推奨メソッドに注意
cakephp3.6 以降で、
TableRegistry::get(‘テーブル名’) が非推奨に…
そして、
TableRegistry::getTableLocator()->get(‘テーブル名’);
が正式な記述になりました。
複数行が得意!クエリービルダーを使ってインサート&アップデート
こちらは、複数行インサート時に、values()メソッドを複数行指定することで対応できます。
上記で述べた、「Entityクラスを用いたインサート&アップデート」の方法でも、
複数行のINSERTは可能ですが、毎回INSERTのクエリが発行されてしまうので、
下記のクエリビルダーだと一発でINSERTクエリが実行されます。
$date_ymd = date('Y-m-d h:m:s');
$content_lists = TableRegistry::getTableLocator()->get('content_lists');
$query = $content_lists->query();
$ret = $query->insert(['content_id', 'type_a','type_b'])
->values([
'content_id' => '478',
'type' => 'adan',
'created' => $date_ymd,
'modified' => $date_ymd
])
->values([
'content_id' => '478',
'type' => 'adan',
'created' => $date_ymd,
'modified' => $date_ymd
])
->execute();
日時更新に気をつけろ
クエリービルダーを使うと、
「作成日時(created)」と「更新日時(modified)」が自動更新されないので、
クエリ作成時に指定してあげましょう。
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