アフィリエイトの仕組み

アフィリエイトの概要

ホームページやブログを作るとき、アフィリエイトを掲載するか検討することはあると思います。
簡単に言えば、ページ内に掲載された広告をクリックして商品を購入したり何かの契約をした時に、
購入額の数%だったり一定額を、紹介した報酬としてもらうシステムですね。

アフィリエイトの種類としては、Amazonや楽天のようにショッピングモールの商品を掲載するパターンと、
A8.netのように一般企業から広告を募って掲載するパターンに分かれます。

アフィリエイトの仕組み

さて、ここではアフィリエイトがシステム的にどのようになってるかを解説いたします。

掲載する側としてはとても簡単で、指定されたHTMLタグをページ内に埋め込むだけです。
ではなぜこれだけで、”ページをクリックして商品を購入した”ということがわかるのでしょうか。

次の図を見てみてください。

まず広告をクリックすると、すぐお店の商品ページに行ってるように見えますが、
実際はアフィリエイトのシステムを間に挟んでいます。

アフィリエイトシステムでは”どこに掲載された広告をクリックしたか”という情報を
Cookieに保存(=ユーザーのブラウザに保存)します。

そしてここがキモですが、商品をカートに入れて購入完了したときのページに、
アフィリエイトシステムが用意する1pxの画像を埋め込んでいます。

Image Capation

アフィリエイトシステムが用意するURL

この1pxの画像を返すURLの処理の中で、広告クリックしたときのCookieがあるか調べ、
もし存在すれば”広告経由で商品を購入した”ということになり報酬が発生するわけです。

質の悪いブログにあるアフィリエイトは・・

よくブログとかに、たくさんのアフィリエイト広告を載せてるサイトが
(一時期よりは減りましたが)見かけるかと思います。

こんな適当に作ったようなサイトで商品購入なんてしないよ、と思うかもしれませんが、
こんなことをしてるのにはわけがあります。

それは一度でもアフィリエイト広告をクリックしてしまったら、
その後 全く別の経路(Googleで検索したり、公式トップページから遷移)で商品を購入したとしても、
そのアフィリエイト掲載した人へ報酬がいってしまうのです。

目的は ”間違ってクリックしてもらったもん勝ち”なので、とりあえず数多く広告掲載しておく、
というようなサイトがあってしまうわけです。

質の良いアフィリエイトは

本来アフィリエイトは、無料前提のホームページでも製作者が対価を得られる素晴らしいシステムです。
モラルの無い人が質の悪いアフィリエイトブログを量産してしまったため印象は悪い傾向にありますが、
質の良いアフィリエイトであれば、十分魅力的な報酬システムです。

例えば、アフィリエイト広告で表示される商品を実際に購入してレビューする、といった
真面目に作ったサイトであれば、クリックしてくれる人も増えてくれますし、
今の時代SEO対策よりもしっかり内容の充実したコンテンツを掲載する方が検索順位が上がったりします。

簡単に高報酬を得ることはそう簡単ではないですが、
しっかり作ればその労力以上の報酬が得られる可能性が高まるので、
もしそういう機会があれば、是非手を抜かずにホームページを作ってみてください。


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