Node.jsのフレームワークにはどんなものがあるメジャーなフレームワークの特徴を比較

本格的な開発に欠かせないフレームワーク。
Node.jsにも様々なフレームワークが存在します。

この記事では、数あるNode.jsフレームワークのうち、比較的メジャーなフレームワークを取り上げ、その概要と特徴をまとめています。

Node.jsのフレームワーク、どんなものがある?

Node.jsのフレームワークとして比較的メジャーなフレームワークには下記のようなものが挙げられます。

  • Express
  • Koa
  • Hapi
  • Meteor
  • Sails
  • Egg
  • Adonis

それぞれについて、以下で説明していきます。

Express

Expressは、Node.jsのフレームワークの中で、定番でもっとも広く利用されているフレームワークです。
ほぼExpress一強、といっても過言ではありません。

Expressの特徴

Node.jsの思想である、シンプルなものを組み合わせて作るという方針で、ほかのライブラリを必要に応じて組み合わせて拡張・実装していくスタイルです。

独自の拡張機能が豊富なので、どんなアプリケーションを作る際にも万能に使えます。

シンプルであるがゆえに高速で軽量であるという点も特徴の一つといえます。

Expressを導入するメリット

Node.jsのフレームワークにおいて、ほぼデファクトの立ち位置なので、ほかのフレームワークに比べて、ダントツにコミュニティが大きく情報量も豊富です。

開発する上で多くのサンプルや情報が手に入るという点は非常に魅力的です。

Koa

Expressの開発者によって開発されたフレームワーク。
Expressのシンプルな設計を引き継ぎつつ、ミドルウェアにES6流の非同期処理を追加したフレームワークです。

Expressと異なる点は、
・async/awaitを使った非同期処理が使用でき、簡潔なコードで済む
・より多彩なミドルウェアが用意されており、それらを連携させることでコードを組み上げることが可能
という点です。

Expressじゃなくて、「絶対Koaを採用しないと実装ができない!」ということはなさそうですが、用途によっては、Expressよりも簡潔な処理で実装が可能になるケースがありそうです。

Hapi

ExpressやKoaと同様にシンプルな設計のフレームワークです。

ExpressやKoaはミドルウェアをしようしてリクエストとレスポンス処理を実装するのに対して、Hapiは機能拡張をするためにプラグインを使用します。
ルーティング、認証、ロギングなどの機能を備えた、多様なプラグインが用意されています。

Expressと比べると、よりフレームワークとしての機能を備えていて、Expressとは違い、新たに追加せずとも実現できる機能も多いです。
Koaと同様、使いどころによっては、Expressを採用するよりも楽に実装ができるかな?というところです。

Meteor

これまで紹介してきた、Express・Koa・Hapiの3つのフレームワークは、基本はシンプルな設計で、必要に応じて機能を組み合わせ、拡張して使用するという方針のフレームワークでした。

それに対してMeteorは「フルスタックフレームワーク」と呼ばれ、開発に関わる全ての機能があらかじめ搭載されているフレームワークの一つです。
Githubのスター数はExpressよりも多く、注目度の高いフレームワークといえます。

Meteorの特徴・メリット

サーバーサイド、データベース処理、フロントエンドのほか、ログイン認証やネット上への公開まで全てこのフレームワークのみで完結する点がメリットです。

必要な機能に応じて機能の拡張が必要なExpressと違い、Meteorはインストールするだけで開発環境が整う点も手軽で良いですね。

裏を返すと、Meteorのみで完結しているため、依存性が高く、拡張性の自由度がないので、導入時に仕様がしっかり固まっていて、機能拡張の可能性が少ないケースでの採用が望ましいかもしれません。

Sails

Sailsは、Meteorと同様にフルスタックフレームワークの1つです。
Sailsは名前からも想像出来るように、Ruby on Rails Likeなフレームワークです。

「RubyのフレームワークといえばRuby on Rails」と言われるように、デファクトの立ち位置を築いた成功要因の一つである、階層型の開発と「設定より規約」というパラダイムに基づきつつNode.jsならではの機能も維持したのがSailsです。

他にもある!Node.jsのフレームワーク

これまで紹介してきたフレームワーク以外にも、まだまだ日本では、ちょっとマイナーで情報が少ないけれど、数多あるフレームワークの中では、ユーザーがいるよというフレームワークをいくつか紹介します。

Egg

Koaのフレームワークを引き継ぎ、よりエンタープライズアプリケーションを構築するために必要な機能を強化したフレームワーク。

Adonis

Laravelの記述方式でnode.jsが書けるフレームワーク。
Laravelを使っている(使ったことがある)方にとっては、非常に入りやすいフレームワークと思われます。

現在のところはExpressかMeteorを使っておくのが無難?

Node.jsのフレームワークは数多存在しますが、今のところ、広く利用されているのはExpressです。

Expressと同様のシンプル設計で、進化系のフレームワークも存在しますが、情報量が少なすぎて、実際に開発の現場で使うにはかなりハードルが高そうな印象です。

Expressにはない、フルスタックという特徴をもつフレームワークであるMeteorも、徐々に情報量が増えてきているので、明確にフルスタックのフレームワークを採用するメリットがある場合には、検討してみても良さそうです。


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