フリーランスとして独立したけど、実際フリーランスってどんな案件があるの?っていうか、どうやって仕事を見つけてきたらいいの?というエンジニアの方向けに、フリーランスで独立し、現在は起業してエンジニアのキャリア支援に携わる筆者が解説します。
フリーランスエンジニアが案件獲得するならまずはエージェントを利用すべし
目次
フリーランスになりたてで、コネクションがない、営業もしたことがないし、どうやって仕事を探したらいいの?
というエンジニアの方も多いのではないでしょうか?
そんな方は、フリーエンジニア向けにお仕事を斡旋してくれるエージェントを利用するのが近道です。
その中で常駐先の企業の方やフリーランスの方と信頼関係やコネクションを築いた上で、中長期的にお仕事を直接受けたり、紹介をもらえるようになっていけるとベストですね。
エージェントでは、フリーのエンジニアに仕事を依頼したい企業とフリーランスエンジニアの仲介をおこなっています。
「SES」と呼ばれていたりもしますね。
エージェント(SES)会社は数多ありますが、サービスの質は正直ピンキリです。
「SES」を利用したけど、最悪だった…という声があったりしますが、それはSESそのものが悪いということではなく、SES会社選びがあまり上手くいっていない可能性が高いと思います。
エージェント・SESを利用する際のポイントやエージェントの比較について、以下の記事で詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
フリーランスエンジニアにおすすめのエージェント徹底比較|上手な活用法も紹介
SESは本当にブラックなのか?注意ポイントと良い案件の見極め方を解説
弊社でも、フリーランスエンジニアの方にお仕事のご紹介をしています。
僕自身も現役のエンジニアで、SESを利用していたことがあります。その経験から、エンジニア目線で働きやすい!と思える企業をご紹介しています。
ぜひ気軽に情報交換するぐらいの感じでお問い合わせいただければと思います!
エージェントで紹介してもらえる案件の特徴は?
エージェントで紹介をしてもらえる案件の多くは、「週5日、クライアント先に常駐で勤務」というものです。
一部、働き方に柔軟なベンチャー企業などの案件を中心に、週3日〜4日で勤務OK、リモートOKという案件も増えてきています。
こういったプロジェクトの一般的な契約期間は「3ヶ月」程度が多いです。
3ヶ月毎に更新を行っていくイメージですね。
プロジェクトの期間については長期になると、2〜3年スパンでそのプロジェクトに携わるということもあります。
一方で、あくまでもクライアントの一存で決まるので、突然契約が終了してしまう、というリスクもあります。
とはいえ、エンジニア不足でニーズも高いので、エージェントを利用していれば、すぐに次のプロジェクトを提案してもらえますし、仕事に困ることはほとんどないと思います。
案件毎の報酬やフリーランスの年収については以下の記事を参照ください。
フリーランスエンジニアの年収はどれぐらい?年収アップのコツも解説
フリーランス案件、どんな言語の案件が多い?
レバテックがおこなった調査によると、フリーランス案件で多い言語の上位5つは以下のようになっており、JavaとPHPが全体の約45%を占めています。
- Java 29.87%
- PHP 14.89%
- C# 9.62%
- JavaScript 9.45%
- VB.NET 4.94%
Javaのシェアは根強い人気で、toB向けの大規模案件のプロジェクトが多く、報酬も高めになりやすい傾向が強いです。
続くはPHP。Web開発で広く採用されていることや、WordPressなどにも採用されていることから安定した需要を誇ります。
同じく、Web開発のフロントエンドで使われるJavaScriptのニーズも高いですね。
一方で同じWebプログラミング系言語であるPythonやRubyは、フリーランス案件は少ない傾向です。
Pythonはデータサイエンス系の広く採用されているため、情報セキュリティの観点などから、業務委託より正社員としての採用で多く募集されていること、Rubyを採用している企業の減少・ニーズの落ち着きが理由です。
Windows系のアプリケーション開発ではC#が強く、フリーランス案件の需要もも豊富といえます。
短期・単発の案件はある?
クラウドソーシングのサイトで案件を探してみると、短期・単発の案件も多数あります。
ただ、筆者としては、作業量に対して報酬設定が安すぎるなと感じる物が多いので、コスパ的にはあまりおすすめしません。
相場に見合った報酬をもらうなら、エンジニア仲間の繋がりから紹介をもらったり、自分で営業をかけてクライアントから直接発注を受けることをおすすめします。
エンジニア実務未経験でも受けられる案件はある?
未経験でも受けられる仕事も存在します。
とはいえ、簡単なWebサイトのコーディングや雑務系のお仕事がどうしても多くなってしまいます。
そのためぶっちゃけ報酬も結構渋いです…。
フリーランスで稼ぎたい!と思うなら、まずはどこかの会社に就職・転職して実務経験を積んだ上でトライするのが個人的にはおすすめします。
システムやアプリケーションの開発経験が2〜3年あれば、フリーランスとして十分にやっていけます。
未経験でもフリーランスエンジニアになれる!3つの方法をご紹介
リモートや在宅の仕事を狙うなら
言語なら以下2つの理由から「PHPがおすすめ」です。
1つ目は、ワードプレス関連の開発案件がクラウドソーシング経由で多数見つかること。
2つ目は、PHPは中規模のWEBサービスの開発に多数採用されることが多く、ベンチャーやスタートアップといった、働き方に柔軟な企業の求人が見つかりやすいということです。
PHPの在宅案件にはどんなものがある?【フリーランスエンジニア必見】
言語に限らずですが、初めは企業に常駐して信頼関係を築いた上で、徐々に仕事をリモートで持ち出していくのが良いと思います。
信頼関係ができているので、報酬が下がることもないし、かなり自由に稼働できるので働く時間や場所をコントロールしやすいです。
ぶっちゃけフリーランスってどうなの?
ここまで、フリーエンジニア向けにどんなお仕事があるのかをご紹介してきましたが、ぶっちゃけ、フリーランスってどうなの?
仕事はある?稼げるの?正社員の方がいいのでは?という疑問や不安もたくさんあるのではないかと思います。
エンジニアという仕事は、フリーランスに転向しやすい職種ですし、フリーランスになることで、会社に縛られずに一定自由な働き方ができる一方で、収入が不安定になるなどのリスクもあります。
フリーランスエンジニアの実態について、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
フリーランスエンジニアって実際どうなの?その実態を経験者が語る
株式会社adanのおすすめ紹介案件
弊社でも、フリーランスの方向けのお仕事の紹介やキャリア相談を受け付けています。
弊社でご紹介している案件は、筆者がエンジニアとして直接一緒にお仕事をしたことがあったり、お付き合いのあるクライアントからの紹介案件のみです。
自分もエンジニアなので、その視点で、単価や働く環境などメリットのある案件しか取り扱いしておりません。
- エンジニア歴10年以上の僕自身が、エンジニアの目線で「働きやすい」と思う企業の案件のみを取り扱い
- 報酬が高く、受け入れ体制が整っている大手企業の案件のみ取り扱い
- スキルシートや面接対策もエンジニア視点でアドバイスできます
ご紹介している以外にも、非公開の求人案件もあります。
(大手企業でのPHPやGolangなどのプロジェクト案件が結構多いです。)
気になる方は、以下よりお気軽にメッセージいただければと思います。
企業の情報やエンジニアとしてのキャリアアップの方法、現在の待遇(給料・報酬)、未経験からのステップアップ方法などのご相談を受け付けています。
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