【例文あり】Webエンジニアの志望動機のポイントと内定獲得のコツ

Webエンジニアの志望動機のポイントと内定獲得のコツ

この記事では、Webエンジニアをこれから目指す人、現在Webエンジニアで、別の企業への転職を検討しているという方向けに、志望動機で面接官が知りたいポイントについて解説します。
また、志望動機に限らず、面接で内定を獲得するコツについても伝授します。

志望動機の基本ポイント

まず、志望動機を通して面接官が知りたいと思っているのは

  • うちの会社とマッチしているのか
  • うちの会社への入社意欲がどれぐらいのあるのか

ということです。

この2点をどれだけ伝えられるかが、志望動機のポイントです。

そのためにまず必要なことは、「受ける企業の企業研究をしっかりすること」です。

企業側は、「自社に貢献してくれる人」を採りたいと思っています。
自分のやりたいことを一方的に伝えても響く志望動機にはなりません。

自分自身がなりたい方向性が、その企業や仕事とどう紐づくのかを関連づけて伝えることが大切です。

また、「なぜA社ではなくてうちなの?」という質問に対して答えるためにも企業研究は必要です。

人気で採用倍率が高い企業ほど、優秀な人材も多く、単にスキルがあるだけでは採用されまません。

Webエンジニアの志望動機の例文

では、実際具体的にどんな志望動機を準備すればいいの?と悩む方も多いのではないでしょうか?

ここでは、Webエンジニア未経験者、経験者に分けて志望動機の例文を紹介します。
あくまで例文ですので、そのまま使うのではなく、受ける企業によってうまくアレンジして使用してください。

未経験者向けの志望動機の例文


SIerとしてシステムの要件定義・設計をメインに仕事をしてまいりましたが、実際に手を動かしてサービスを作れるようになりたい。単に依頼されたものを作るのではなく、お客さんの困っていることやニーズを直接聞いてサービスを作ったり改善していける環境で仕事がしたいと思い、貴社の〇〇サービスのWebエンジニアを志望いたしました。
プログラミング自体は未経験ですが、現在独学でプログラミングを3ヶ月ほど勉強しております。
前職で要件定義や設計に携わっておりましたので、プログラミングやシステムの全体像を理解した上でのコーディングなどはキャッチアップしていけると思います。また、協力会社とコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進行していた経験は貴社でも生かせる思っております。

経験者向けの志望動機の例文


Webエンジニアとして2年ほど勤めてまいりましたが、もっと利用者の多いサービスの開発に携わり、大規模サービスの企画・運用について学びたいと思い、貴社のWebエンジニア職を志望いたしました。
貴社では、単に仕様にそって開発をするという役割ではなく、サービスの企画や販促についてもマーケターと一緒に進められるという点に特に魅力を感じています。
マーケティングの領域にも興味があり、独学ではありますが時間を見つけてマーケティングのセミナーや書籍を読んだりしています。
前職でもマーケターやデザイナーとコミュニケーションをとって業務を進めていましたので、その点は貴社の業務でも生かしていけると考えております。

Webエンジニアが内定を勝ち取るためのポイント

エンジニアという職種は、他の職種に比べると「スキル・技術力」が重視される職種ではあります。

しかしそれだけでは、志望企業の面接突破は難しいと言えます。

技術力だけを評価するのであれば、ポートフォリオや作品の提出だけで十分です。
企業側が面接をするのは、書類だけでは伝わらない、あなたの人柄や人間性を見たいからです。

「コミュニケーションが取りやすい」
「人柄が良いので、一緒に働いてみたい」
「積極性があって、業務に前向きに取り組んでくれそう」

こんな風に思ってもらえるように、志望動機だけではなく、転職理由や自己PR・これまでにどんなことをしてきたのかなどを面接官に分かりやすく伝えらえれるようにしっかり準備しましょう。

特にエンジニアの場合は、専門用語を並べすぎて、面接官に実績をうまくアピールできないという失敗が多い傾向があります。

エンジニアでない人にも伝わるように、「意図を汲み取って」「分かりやすく」伝えることを意識しましょう。

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