webエンジニアで残業したくない人におすすめの転職先の選び方

「今の職場が残業が多すぎて転職を検討している」
「Webエンジニアになりたいけど、仕事はきついの?」
そんな方に向けて、Webエンジニアの残業の実態と、残業が多くならない企業を選ぶにはどうすればいいのか、その方法を解説します。

エンジニアの残業時間は他職種と比べると多め

Webエンジニアの残業時間が多いのかを見る前に、エンジニアという職種の残業時間が多いのか?についてみていきましょう。

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

エンジニアの平均残業時間は20.8時間、エンジニア以外の残業時間が17.6時間となっています。

また、エンジニア以外の職種で月間10時間程度の残業の人が多いのに対し、エンジニアの多くが17時間程度の残業をしており、エンジニアという仕事自体が他と比較して残業が多くなりがちな職種であると言えます。

Wedエンジニアは他のエンジニアより残業が多い可能性がある

では、Webエンジニアの残業時間は、他のエンジニアと比較して多いのでしょうか?

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ

職種別の月間残業時間である以下のデータを見ると、建築・土木系エンジニアが28.4時間と最も多い傾向にあります。

Webエンジニアは「Web・ゲーム関連職」に含まれるので、そう考えるとエンジニアの中では残業が多い傾向にあると言えるかもしれません。

とはいえぶっちゃけ、エンジニアの残業が増える要因は、その職種や業界というよりも、「クライアントワークかそうでないか」によって決まることの方が多いです。

エンジニアの残業が増えやすい原因

エンジニアが残業に追われる最大の理由は「納期がある」からです。

SIerや受託開発、制作会社のエンジニアがブラックだ、残業時間が多い、と言われる最大の原因はこれでしょう。

締め切りが決まっているため、その期日に合わせるために残業が発生するというのが一番多い残業のパターンだと思います。

もっというと、「クライアントワークである」ということです。
お客さんの要求にしたがって仕様の変更や納期が決まるビジネスモデルにおいては、エンジニアに限らず残業は発生しやすいです。

残業したくないWebエンジニアは事業会社に行くべし

「できるだけ残業が少ない会社にいきたい」と考えるWebエンジニアは、事業会社への就職・転職を検討すると良いでしょう。

事業会社とは、自分たちの会社でサービスやプロダクトを作って利益を上げている会社のことです。

それに対してお客さんから注文を受け、プロダクトやサービスを制作する会社を受託会社と呼びます。

事業会社では、自分たちの会社でサービスを作っている=クライアントワークでないため、リリースのスケジュールなどが、比較的調整しやすいのです。

そのため、無理無茶な開発スケジュールが引かれることは少なく、結果として残業もそこまで多くならないケースが多いです。

とは言え、事業会社に行きたいエンジニアは非常に多く、人気が高いため難易度も高いです。

また、あくまで事業会社では、その企業のサービスにしか携わりません。
様々なプロダクトやサービスに携わる機会のある受託会社と比較すると、得られるスキル・経験の幅は限定されがちであることを、特に未経験からWebエンジニアを目指す方は頭に入れておきましょう。

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