webエンジニアの転職は難しい?成功のヒケツを現役エンジニアが解説

現役のWebエンジニアでこれから転職を考えている方、未経験からWebエンジニアへの転職を検討されている方向けに、転職難易度や面接突破のポイント、年収アップのコツまで、網羅的に解説します。

Webエンジニアの転職事情

まず初めに、Webエンジニアの転職市場や難易度などについて説明していきます。

結論、Webエンジニアとして実務経験2〜3年の経験を持っているエンジニアであれば、引く手あまたで転職先のオファーはかなりあると思います。

僕もPHPエンジニアとしてWeb系のエンジニアの採用を見てきましたが、どの企業もエンジニアの採用に困っている状況です。
不況などで転職市場の状況が変わったとしても、エンジニアの需要は高いと思います。

未経験からの転職は難しいが無理ではない

エンジニアとして全くの未経験という場合は、20代のうちであればポテンシャルで採用してくれる企業もいくつか存在します。
エンジニアを大量採用しているような受託開発の会社や制作会社が多い印象です。

クライアントワークが中心になるので、納期に追われがちで激務になりがちですが…
裏を返せば、未経験でもたくさんプログラミングの機会があったり、様々なプロジェクトを経験することができるともいえます。

短期間で成長できる修行期間と捉えて飛び込むのも選択肢の1つとしてアリだと思います。

SIerやSEからの転職はプログラミング経験があればいける

SIerやSEとして新卒でエンジニアになった方が、もっと手を動かしたい、自社サービスに携わりたいという理由からWeb系エンジニアに転向するというのも比較的よくあるパターンです。

結論、少しでも手を動かした経験があれば、事業会社(自社でサービスを開発している会社)にWebエンジニアとして転職できる可能性も高まります。

就職してからでなくても、学生時代に趣味でプログラミングをしていた経験等があれば積極的にアピールしましょう。

転職では資格よりも経験が重視される

基本的には資格よりも、経験が重視されます。
そのため、経験があれば必ずしも資格を持っている必要はないです。

未経験からの転職を目指している方であれば、資格を持っていることが意欲や基礎知識があることの証明になるので、持っていないよりも有利になることがあります。

Webエンジニア向けの資格については以下の記事で詳しく解説しています。

webエンジニアに資格って必要?おすすめ資格10選

面接で失敗しないために〜転職面接のポイント〜

「技術・スキルが高ければ、どこでも採用してもらえる」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
(※ここが意外に落とし穴だったりします…!)

むしろ、誰もが行きたいな〜と思うような人気企業ほど、エンジニアの技術力ではなく、コミュニケーション力や人柄を重視します。

技術的な話は面接官に分かりやすく話す

これまでの職歴や参画したプロジェクトについて聞かれた際に、専門的な用語やマニアックな技術の話を長々と話してしまうという失敗はかなり多いので注意が必要です。

面接は、自分の話したいことを話すのではなく、面接官が知りたいことに対して、簡潔に・分かりやすく伝えることを意識しましょう。

エンジニアの面接ポイントについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

エンジニアが面接でつまづきやすいポイントと内定獲得のコツを解説!

転職理由や志望動機のポイント

面接では、必ずといっていいほど転職理由・志望動機を聞かれます。

面接官がこれらを聞く目的は以下の2つです。

  • すぐに辞めないか
  • 自社で活躍してくれそうか

面接官は、なぜ前職を辞めたのかを聞くことで、うちでも同じように辞めないか、あなたのマインドセットや人柄はどうか?を見ています。

ミスマッチを防ぐためにも、正直に転職理由を伝えるべきですが、不満ばかりを述べるのではなく、ポジティブな転職理由に言い換えて伝えるのが良いでしょう。

転職理由についてもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。

【例文あり】エンジニアに多い転職理由と面接でうまく伝えるコツ

志望動機を通して見られているのは、「なぜうちなのか?」(=自社への志望度)と本人のやりたいことと、自社の仕事内容がマッチしているかという点です。

技術力を磨きたい、年収をあげたい、ということだけを伝えると、「うちじゃなくてもいいのでは?」「どのように貢献してくれるの?」と思われてしまうリスクがあります。

その会社の業務内容と自分のやりたいことをマージして伝えるよう心がけましょう。

転職したら年収はアップする?

転職によって年収をあげたい、と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

年収を決定する要素は大きく以下の3つです。

  • 所属する会社や業界
  • スキル・経験
  • どのプログラミング言語を使うか

基本的にスキルや経験が上がるほど年収は上がるので、扱う言語を変えるのはあまり現実的ではありませんが、未経験の場合は、、需要に対して扱い手が少ない言語を選ぶことで将来年収が上がりやすくなります。

また、儲かっている会社や業界ほど、当然の事ながら年収は高くなります。

とはいえこういった企業への転職は、ライバルも多く難易度が高くなりがちです。
プログラミングのスキル・経験だけでなく、コミュニケーション力やマネジメント経験など高いレベルが求められることが前提です。

Webエンジニアの年収についてもっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。

Webエンジニアは稼げる?年収アップの方法を経験者が全部教えます

年収を上げたいならフリーランスという選択肢も

もちろんメリット・デメリットはあるものの、年収を上げたいならフリーランスという選択肢もあります。

Webエンジニアとしての経験が2~3年ほどあれば、かなりの高確率で年収はアップします。

フリーランスエンジニアについてもっと知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

フリーランスエンジニアって実際どうなの?その実態を経験者が語る

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