PHPエンジニアの年収相場と年収アップのコツを大公開

PHPエンジニアの年収相場と年収アップのコツ

自分の年収は平均と比べてどうなの?PHPエンジニアとしてもっと年収を上げたい!という方向けに年収相場や年収アップのコツについて解説します。

また、今後もPHPの需要はあるのか、その将来性についても合わせて解説します。

PHPエンジニアの年収相場

PHPエンジニアの年収相場は、あくまで目安にはなりますが、400万円~600万円です。

Webエンジニアが使うことが多いRubyは550万円、Pythonは570万円程度が相場なので、他の言語と比較しても年収面でそこまで大きな差はないと言えます。

他の言語と比較してPHPの年収相場に幅があるのは、求人数の豊富さ故です。

未経験から挑戦できる求人から、高い報酬を稼げる求人まであるので、自分のレベルや目的に応じて仕事を選びやすいという特色があります。

PHPエンジニアが年収をあげる3つの方法

PHPエンジニアが年収をあげるには、大きく3つの方法が考えられると思います。

  1. スキル・経験を磨く
  2. 転職する
  3. フリーランスとして独立する

以下で詳細を解説していきますね。

1. スキル・経験を磨く

1つ目は、スキル・経験を磨くことでPHPエンジニアとしての市場価値を高めることです。

中でもPHPエンジニアであれば、以下のようなスキル・経験があると転職やフリーランスとして独立する際にも有利に働きます。

  • GitHub(バージョン管理ツール)を使ったプロジェクト開発経験【必須】
  • Cake PHP、Zend Framework、LaravelなどのMVCのフレームワークを使った開発経験【ほぼ必須】
  • Word Pressのプラグイン、テーマ開発【あれば尚可】

WordPressのプラグイン、テーマ開発は、これのみの経験だと市場価値や収入を上げづらいのですが、WordPressを使って自社メディアやブログを運営している会社は多いです。

そのため、上記の経験があると、「ちょっとこれもお願いできる?」と頼まれやすく、ちょっとした付加価値をつけられるのでオススメです。

また、エンジニアとしての専門スキルを磨くだけでなく、コミュニケーション能力やマネジメントといったプラスアルファの仕事力を磨くことを意識しましょう。

現在の会社で年収アップするにしても、転職するにしても、1プレイヤーとしてだけでなく、PL・PMといった立場で仕事ができたり、メンバーの採用・育成等にも貢献できる方が評価・年収は上げやすいです。

フリーランスとして独立する場合は、クライアントと自分自身でコミュニケーションや交渉をする必要があります。
そういった意味でも専門スキル以外の仕事力を磨くことは非常に大切です。

2. 転職する

2つ目は、より年収の高い会社に転職することです。

エンジニアに限らずですが、ベンチャー企業やスタートアップの企業に比べると、上場企業の方が年収は高くなりやすいです。

また、業界規模が大きければ大きいほど、そこで動くお金も大きくなるので、儲かっている企業も多く、年収は高くなる傾向です。

年収アップを狙って転職を検討する場合には、企業規模やどれぐらいその企業が儲かっているか、というポイントを念頭において企業選びをしてみましょう。

3. フリーランスとして独立する

3つ目は、フリーランスとして独立することです。

フリーランスになると、収入が不安定になったり、エンジニアとして以外の仕事(営業や経理など)もする必要があるといった側面もあるので、メリットばかりではないですが…

PHPエンジニアがフリーランスになった場合の、年収相場は、780万~1080万です。

一方で、1案件あたりの報酬相場は、月50万円〜70万円程度のお仕事が多いです。

もちろん案件によって変動はありますが、エンジニア歴3年以上であれば、ほとんどのエンジニアが上記の報酬で仕事をしていますので、手っ取り早く年収を上げたい!という場合には、フリーランスへの転向を視野に入れてもいいでしょう。

フリーランスについて興味がある方は以下の記事も合わせてご覧ください。

フリーランスエンジニアに必要な全てのこと フリーランスエンジニアに必要な全てのこと〜スキル・経験・稼ぐコツ〜

PHPは今後も需要はあるのか?将来性は?

PHPエンジニアとしてお仕事をされている方の中には、「このままPHPエンジニアを続けていていいのだろうか」と不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

結論、PHPの需要自体は、以下の理由から今後も安定しているといえます。

  • wordpressで採用されている
  • webサイトのサーバサイドの79%がPHPが使われている

正社員としてのキャリアを積んでいく場合はもちろん、WordPress関連の開発案件が豊富であることやPHPを使っている会社が比較的小・中規模のベンチャー企業が多いこともあり、フリーランス案件も非常に豊富です。

エンジニアとして中長期的なキャリアを考える上でPHPは最適な言語と言えると思います。


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